2011年7月27日水曜日

ミーティング会場

8月4日(木)のミーティングは、19:00より、大崎ゲートシティー1F スターバックスのセミナールームで行うことになりました。事務局以外の方、初めてのボランティアを考えている方の参加も歓迎です。今月末までに書き込み、電話、メールなどでご連絡ください。

20:30からは、大崎駅前の「さくら水産」で懇親会です。特に今回は沢山の方に来ていただきたいと考えています。こちらも書き込み、電話、メール等で今月末までにご連絡下さい。

現地に行ってきました。強行日程でしたが行ってきてよかったと思います。(角屋)

2011年7月25日月曜日

これからも笑顔を

昨日の午前宮古を発ち、東北道~北関東道と帰る際に群馬県太田市に立ち寄りました。

目的は2つ。
この日一緒に帰ったボランティアのTeruさん(東京住まい)を太田駅に降ろすこと。
もう一つは結婚式の写真を撮ってくること。


この結婚式の新郎は、4月の中頃に宮古へボランティアに来ていたヒデキくん。
私が初めて宮古へ行く際に群馬のクライマー仲間に声を掛けたところ、太田山岳会から二つ返事で“行く”と声を上げてくれたのが彼。
5日間の滞在でしたが、いつも教会へ我々の世話をしに来てくださる被災者のYさんと意気投合。
Yさん曰く“じいじと孫”のような関係と。

そのヒデキくんが7/24に太田市でめでたく結婚式。
宮古教会牧師森分先生が結婚式を執り行う事になり、そしてYさんも来賓として“初めて!”群馬県へ足を踏み入れることに。


この日の私の帰り道、太田を通るじゃないか…
そうなると、どうしてもヒデキ夫妻と、Yさんと、森分先生が並んでいる写真が撮りたくなり、汚い格好で式場まで足を運んでしまいました。


右端がYさん。いい笑顔です。
披露宴での紹介では“宮古の父”と呼ばれたそうで、それもまんざらでは無さそう。

4月にYさんを撮った写真と見比べると全く違う表情で、その頃は失礼ですがまるで病人のようでした。
それが今ではこの笑顔。最高です。


4月の宮古の方々の表情や街の表情を7月と比べると、7月の表情はあきらかに明るくなってきています。
誰かがいて何かがあって変わっていく、笑顔になっていく。
私たちはその笑顔が見たいのです。



しかし浮いてるなー、オレは。

(石関)

2011年7月24日日曜日

いろんな思いがいろんなとこからいろんなとこへ

昨日、滋賀YMCAの方が当ボランティアセンターへ車を届けにいらっしゃいました。
トヨタのNOAH。


滋賀ナンバーだけどボディには“盛岡YMCA宮古ボランティアセンター”の文字。
滋賀の方々からの思いが形になり届けられました。
いろんなとこへ人も運べる大きな物も運べる。



ここにいる間、ずーっと皆さんのご飯を好き勝手に作らせて頂いていたのですが、帰る日の朝くらい御飯は私は作らないよ宣言。
いま台所でみんなで作ってます。
みんなで作る、いろんな思いで作るいろんな味のご飯。
これの方がボランティアセンターとしては正しかったような気がしながら見てます。


日本中の人がここに来ました。
外国の方も来ました。アメリカ、イタリア、スイス、韓国…
これからも来るでしょう。
そしていろんな思いを抱いてそれぞれの地に帰って行きます。
日本中へ、世界へ、今の宮古を語って貰える事でしょう。

私も語ります。

(石関)

2011年7月22日金曜日

Samurai Soul Man

今夜のバスで、シアトルYMCAからやって来たデイブ・トケシさんが宮古を後にしました。


真ん中に居るのがデイブさん。
左側に居るのが京都の教会の教会員の方、同じバスで帰られたK玉さん。










デイブさんは日系三世。
ルーツとしての日本が一体どうなっているのか、どうにかなっているのなら少しでも手助けがしたい…そういう気持ちで宮古へ来たと、いらっしゃった際にスピーチ。

普通に話していると日本人と殆ど変わらないイントネーションと丁寧な話し方。
作業している時も、ホコリまみれ汗まみれになり、自ら率先して作業を行う。
しかもジェントルマン。
デイブさんと接していると“サムライ”を感じてしまう。


その人柄で依頼者の方からも人気者で、今夜はバス停までS原さんご夫妻がお土産を持って見えられました。










デイブさんは歌がとても好きで、ソウルミュージックがお気に入り。
中でもマービン・ゲイのWhat's Going Onが大好き。
アレサ・フランクリンも好き、オーティス・レディングも好き。
蛇足ですが、ダディ竹千代と東京おとぼけキャッツの動画を見せたらおおウケ。

サムライスピリッツを持ち、ソウルミュージックが好き。
だからSamurai Soul Man。


もしかしたら日本へ“What's Going On”と言いに来たのかもしれない。






















シブイね。

(石関)

2011年7月21日木曜日

次回ミーティング

「被災地にクライマーを送る会」のミーティングを、8月4日(木)に行います。

7時からミーティング。大崎ゲートシティーのスタバ・セミナールームが予約できればそこにしたいのですが、予約開始日が25日なので今のところ未定です。

8時半からはさくら水産で懇親会。

今回は出来るだけ大勢の方に来ていただきたいと思います。会員登録を開始しました。その説明や実際の登録も行いたいと思います。「小川山イベント」等のプロジェクトも話題にしたいと考えています。

席の確保の都合上、7月末までにご連絡ください。

角屋

2011年7月20日水曜日

蔵出し

最近撮った写真。
全く意味なく適当に並べてみます。


まずは「たらふく」のラーメン。
煮干し系のスープ、あっさりとして濃いダシになりすぎず、とても美味。
小ぶりのどんぶりですが、ちぢれの細麺がぎっしりで、結構お腹が張りますよ。



あ、ツルさん。



The Yakisoba Brothers



女子大生満載。



もしかしたら宮古教会で一番涼しいところ。



井戸端会議に見えないこともない、焼きソバの仕込み。



オニギリ部隊。



いったい何回目?の帰る人達との記念写真。



マワシを締めた…



教会のお隣りが解体。
見通しが良く?なって何だかさみしい。

(石関)

2011年7月16日土曜日

日常


昨日はたこ焼き&焼きそば大会を、津軽石の赤前小学校に在る仮設住宅で行わせて頂きました。
思わぬ大好評にびっくり。
ずいぶん皆さんをお待たせしてしまい、反省。


たこ焼きの師弟対決。
左が師匠、この道24?年。
右が弟子、この道7?年。



現場から引き上げるたこ焼き隊長。


世界遺産記念の、黄金のかもめの玉子。
大きな被害を受けた大船渡の銘菓です。
金箔付き!!


クライマーはどこでも登る。
(撮影:ミズキさん)


緑星人、宮古へ。


横山八幡宮。
(撮影:ミズキさん)

宮古の古ーい神社です。
今度ぼーっとしに行ってみよう。


(石関)

2011年7月15日金曜日

花の木通り

昨日訪れた仮設住宅。
季節の花が咲き乱れています。
近くで拝見してもとてもよく手入れされているのが判ります。


通りで井戸端(道端?)会議を行っていた方々に聞いたところ、ここは花の木通りと命名されているとの事。

壁の色が暗くて、明るくしないと…
特徴の無い建物なので、自分の部屋が判り難いから花を置いている…
元々の家でも花を植えていて…

皆さん理由は様々。
でも共通するのは前の、いや普通の生活への渇望なのかなと思っています。

仮設はあくまでも“仮”なのです。

(石関)

2011年7月14日木曜日

センター長

宮古ボランティアセンターのセンター長。“ももたろう”こと、池田さん。

得意技は、粉物料理、ペタンク、そして大阪人らしいジョーク。
この写真は集合写真を撮る際にジョークを飛ばしているところですが、意味不明の言葉だったりボケをかましたりと多彩。
しかしジョークを発しながらシャッターをきるので、時々写真がブレるのはご愛嬌。

ペタンクは早朝6時半から、宮古小で月~金の間やってます。
時々相馬屋さんのパンを賭けてるみたいですが、まぁご愛嬌。

粉物料理は、わざわざ大阪から道具や材料を取り寄せるほどの熱の入れよう。
最近買った焼きそば用の鉄板なんて、厚さ2cmくらいあるんじゃ?



こちらは小センター長の大塚さん。
得意技、よく食べる。
炭水化物をおかずに炭水化物を食べる。
順調に大きくなっているよう?です。

ちなみに大塚さんは宮古に住民票を移し、来年3月までこのセンターに常駐するそうです。
顔を見てみたい方、ぜひ宮古まで訪ねに来て下さい。
なかなかの好青年です。


(石関)

2011年7月13日水曜日

旬の物

本日の昼、被災地にクライマーを送る会の世話役の一人であるチーム84の澤田さんから依頼を受けた埼玉の方から、夏野菜をどっさり頂きました。


茄子が3種類、トマト2種類、オクラ、ズッキーニ、胡瓜。


トウモロコシ。
生でかじってみましたが、甘くて美味い。つぶも揃ってる上物です。


左からバジル、インゲン、モロヘイヤ。












写真は一部ですが、全体ではたくさんな量を頂きました。
太陽に感謝したくなる、彩り豊かな野菜たちです。
早速今日のコック長シュウジくんは張り切って献立考えてます。

週末来る方々には…残っているかな?

(石関)

2011年7月12日火曜日

つながるつながり

4月当初からの依頼者であり、元小料理屋の女将さんであるSさんと、先日夜の街で遭遇。
日本舞踊や歌も大変お上手で、カラオケで聞き惚れておりました。
ちなみにこのSさん、自作のお漬物や美味しいお惣菜を達筆のお手紙と共にボランティアセンターへ時々差し入れて頂いております。
感謝。

そこの店で出会ったSさんのお知り合いの方、こちらもSさん。
お話しを伺ったところ、津波後の床下の様子が心配との事で、今日はこちらのお宅へお伺いしてきました。

場所は宮古市を流れる閉伊川の河口、藤原地区。
こちらのお宅は比較的高台で、津波も床下浸水。
床板を一部剥がして覗いたところ、ヘドロも殆ど無く乾いており、ヘドロ臭さは皆無。

作業していたところ隣の家の方がお見えになり、ウチも見て欲しいとの事。
Sさん宅の作業終了後、お隣りの家、Yさん宅へ。
こちらもSさん宅同様、いやSさん宅より問題無し。

作業中に、Yさんから“今回はお隣りからの紹介だけど、こういうボランティアを行われている事自体知らなかった”とお聞きしました。
早速ボランティアセンターの電話番号をお知らせし、お知り合いの方へも広げてくださいとお願いをしたところ…
Yさんのお兄さんが宮古教会のすぐ近くで、被災しているがまだ手を付けられずにいるという事。

昼過ぎにセンター長がこのお宅へ伺った報告によると、掃除などはキレイにされているけれど床は多少波打っており、おそらくヘドロも溜まっているだろうと。
宮古教会からほんの数十mですから、2m近くは浸水しているはず。
我々から目と鼻の先でまだこういうお宅が有り、手を付けられずに居る…ちょっとショックです。
しかし繋がりの繋がりでたどり着いたのも事実。

繋げていくのもボランティアセンターの仕事なのですね。

今日帰る方と恒例の記念撮影。
この方達からもどんどん“つながる”事を祈りつつ…

髪型変えたこのヒトは、誰かと繋がっているようで…?


おまけに、今日のお買い得品。
トビウオ、3匹100円。
大きさは30cmほど。
宮古では殆ど捕れない・食べないものらしいのですが、ここのところ豊漁。
やはり地震の影響でしょうか…

(石関)

熱い日々

暑い日が続いています。

先日お昼ごはんを食べに行った際もこんな格好に。


宮古の方々も暑くてやりきれないようです。

そんな中、7月11日。
震災から4ヶ月が過ぎました。
まだ大きな余震も有ります。


最近街の方々から「ごくろうさまです」としょっちゅう声を掛けて頂いたり、差し入れなどを頂く事が増えています。
YMCAスタッフの方々の大変な努力、ずっと絶え間なく続いているボランティアの方々の力の賜物だと思います。
もちろんそれらは、宮古に大きな信頼を築いてきた宮古教会と、震災後心身をすり減らしてまでも奔走する森分牧師先生のバックアップが有っての事です。

肉屋さんで買い物をすればビールのツマミにと揚げ物を頂いたり、女性ボランティアの皆さんは角の花屋さんに夕食をご馳走になったり、依頼者さんからは飲み物を差し入れに頂いたり。
ボランティアってそれで良いの?…と思ったりもしますが、もしかしたら街の方々側からすれば日本的な相互扶助精神を発揮して下さっているのかもしれません。

地域内では人員的に対応しきれない作業をボランティアが行い、その結果地域の“住民”と活動を認められ、相互扶助の“対象”へと。
手伝ってもらって悪いねぇ隣の○○ちゃん、まぁコレでも持って行ってくれよ…
※ワタシの妄想理想も多分に入ってます


夏休みシーズンです。
暑い日々の中、皆さんの熱い気持ちが宮古の復興を後押しします。
宮古ボランティアセンターは皆さんの参加をお待ちしています。


(石関)

2011年7月10日日曜日

また、今度、小川山で。


秋に、被災地にクライマーを送る会で初心者経験者を問わずクライミングキャンプを計画しています。
場所はやっぱり小川山でしょ。

ごはん、作ります、ワタシ。
でも誰か手伝ってね。


さすが○○牧師。

(石関)

2011年7月8日金曜日

行く人来る人

昨夜九時のバスで、一歩さんことアンドレアさんが宮古を後にしました。


という訳で、行く人は一歩さん。

イタリア男の明るさを振りまき、職人的な生真面目さを持ち、子供のような陽気さで拙い日本語を駆使し、強靱な身体で力仕事をこなす。




帰る前、ミーティングで挨拶をするのが当ボラセンの習わしになっています。
一歩さんの挨拶はアメリカ人の英語教師、アリシアさんが通訳。

要約するとこういう事。
これ、七夕の短冊です。


昨夜は陽気でちょっとだけ寂しい宴となりました。



また宮古で会えることを、どこかの岩場や山で会えることを切に願っています。


Ciao! Andrea
Keep safety climbing. ちょっとだけdangerous.

※アンドレアさんは中国でスノーパークのデザインやってます。
 一歩雪地公園へどうぞ皆さんお越しください!


で、来る、いや来た人。


昨夜の夕食、食べ始めたところ酒瓶担いで現れるというグッドタイミング。
で案の定、今朝には普段より一本余計に空き瓶が…

(石関)

2011年7月6日水曜日

再訪

最近、2度目3度目のボランティアの方々が増えています。


4月に私と一緒に来たTさん。
先週3日間宮古に滞在し、懐かしい被災者の方々と再会。
中にはTさんが来ただけで元気になった被災者の方も。

6月に私が来た際に会った、八幡平でスキーガイドをしているHさん。
実はガイド業界の大先輩が共通の親しい知り合いだった事が判明したりして。
で、埼玉の実家の帰りに青森へ帰る際、時間が取れたからと昨日から2日半滞在予定。

4月に伝説を作ったNさん。
今週末に宮古へ戻って来ると話がひろまったところ、各方面から大反響。
特におばさまから熱狂的な支持。

5月にいらしたTさん。
元の会社の同僚の方々2人を誘って今日から3日間滞在。
3人ともナイスなキャラでなごみます。

この送る会の立ち上げメンバーの一人、Mさん。
週末に数度目の宮古入り。
今回も奥様とご一緒かな?

同じく週末に来るMさん。
ボランティアセンターの事務作業効率化の担当?
勤務先でボランティア活動を浸透させるべく奔走し、先日も同僚の方々が4名、これからもM社さんから増えそうです。

YMCAから常駐で来ることになったOさん。
来年の3月まで常駐!
実はこの方は震災後すぐに宮古入り、今回の宮古入りを待ち望んでいた方は一人や二人ではありません。

GW前後に来て、また6月に来たSさん。
見るからにクライマー。名前もクライマー。
強靱な肉体に素敵な笑顔で心優しい人気者。

再訪どころではない回数、宮古に訪れているHさん。
奥様と一緒だったり高校生の娘さんと一緒だったり。
本センターのボランティアの中で一番宮古で買い物されているのでは?

猪突猛進に見えて実は結構繊細なK-PON。
再訪どころか、東京でも宮古を支えるべく奔走。
今度、仲間?を連れて来る予定。


1度目で得たこと、自分の生活に戻り感じたこと。
震災から4ヶ月、我々も新しい時期に入ってきたという事になるのでしょうか。

(石関)

2011年7月3日日曜日

ボランティアの休日


日曜日、宮古教会は礼拝なのでセンターとしての作業は半日。
ワタシは、明日からまた人が少なくなるから今日は全日休日と、センター長より通告あり。

なので午前中はぶらぶらと散歩。


まずは相馬屋さん。
ここのパン、懐かしい美味しさで時々食べるんですけど、お店には行った事はありませんでした。
店内も従業員の方も、レトロ。
コッペパンのサンドが主な品揃え。
ピーナッツ、あんバター、チョコかけクリーム、玉子、野菜&ハム…

そしてここの目玉商品が、パンの耳。
ただし、そんじょそこらの切れっ端とはワケが違う。


どうです?これ。
パンの端ではあるのですが、身もたっぷり付いてます。
2斤分くらいは有りそうで、しかもちゃんと美味しくて88円。
みんなクセになっており、特にイタリア人の一歩さんとアメリカ人のアリーシャは和食に飽きるとコレに蜂蜜付けて食べてます。
先日このパンでフレンチトースト作ったら、二人ともえらい勢いで食べてました…


さて次は、宮古の胃袋、魚菜市場。


いい雰囲気でしょ、ここ。
市民向けの市場として宮古を支え続けています。

さすが漁業の街。
魚介類が充実しており、4月に来た時より種類も断然多い。
鮭、鱒、サメ、エイ、ホヤ、つぶ貝、干物や塩辛、海藻類などなど。
今日は珍しいところでは、マンボウの刺身なんてのも有りました。

そして今日の買い物は…


釜あげシラス。
写真だと量が判り難いですが、20cm×40cm×暑さ3cmくらいの容器にギッシリずっしり。
これで200円。
群馬に帰ったら魚買うのバカバカしくなりそうな自分がコワイ…

かき揚げ、大根おろしと一緒にポン酢で、甘辛く煮付けて…色々思いつきます。
地元の方に伺ったら、山菜などと一緒に炊くと美味しいとの事。
あぁ、楽しみ。


今日もまったりゆったりした休日でした。

(石関)